点数が取れる子と取れない子の勉強方法の違い
2019年9月2日
点数が取れる子と点数が取れない子は、決定的に勉強の仕方が違います。量の違いではありません。根本的にやってることが違います。
一生懸命やってるつもりだけど、成績が上がらない、点数が取れないという子、またその親御さんは是非参考にしてください。
点数が取れない子の勉強方法
真面目に勉強しているつもりだけど、点数が取れない。
そういう子は、与えられた課題なり宿題なりを一生懸命やります。そして答え合わせをして丁寧に間違った問題については赤ペンで正しい答えに書き直します。
終わりです。
・・・で?です。
ここまでの作業は全く勉強ではありません。ただ自分の現状を把握しただけです。
どの問題が解けて、どの問題が解けないのか?それを把握しただけです。残念ながら把握すらしていない子も多くいます。ただやれと言われた問題をやっただけ。ただやれと言われた答え合わせをやっただけ。
ここまでが勉強だと思っている子は、残念ながらいくら先生に言われた通り頑張ってもなかなか成績は伸びにくいでしょう。
点数が取れる子の勉強方法
少なくとも数学においては、正しい答えがいくつかなんてどうでもいい話です。
正しい答えを赤ペンで書くよりもまずするべきはなぜ間違ったのか?自分のやり方のどこが間違いだったのか?を見つけることです。
単なる計算ミスだったのか?それとも根本的な考え方・やり方が間違っていたのか?それとも問題文の何かを見落としていたのか?
自分が間違った原因を見つけてからそれを修正するのが、点数を上げる為にするべきことです。
問題を解くために覚えなければならないポイントがあるならば、それを覚えるまでが勉強です。
短い時間で効率よく勉強ができる子は、この辺りの感覚が当たり前に備わっています。
自分の間違いを見つけた時に、なぜ間違いなのか?というところに目が行かない子はなかなか勉強しているつもりでも点数にはつながりません。
当たり前ですが、×を◯に変えることで点数は上がります。×を×のまま置いていて点数が上がるはずがありません。
極論を言うと、テストで点数を取る為に自分が今何をするべきか?を分かっている子にとっては、宿題をやるかどうかなんてどうでもいいことです。全員一律に出された宿題と、自分が今やるべきことが全く同じであるはずがありません。
塾の役割
もちろん小中学生でそこまで自己管理ができる子はなかなか居ないでしょう。
自分が何をやるべきか?それが分からない子をサポートできるのが、我々のような学習塾です。
学校の先生のように、1人で100人以上もの生徒を教えなければならないのなら、全員に向かって授業をするのが精一杯です。とても個人個人に対してきめ細かく指導することはできないでしょう。
しかし塾でなら可能です。
その子が点数を上げる為にクリアしなければならないポイントをしっかり把握して、そこをクリアする為の課題を与え、×を◯に変えていく。
やるのはあくまで本人ですが、塾でなら何をやればいいか導いてあげることができます。
必然的に成績は上がります。
学校で出された課題を提出する為にただ答えを書いて◯✕を付けるだけ。そんな作業は時間の無駄です。
どうせやるなら意味のある勉強を短時間で終わらせて、楽しい時間を増やしましょう!
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