英語が大変です!
2021年5月2日
令和3年度から英語のカリキュラムが大幅に変更されました。端的に言うとかなり難しくなりました。
Unit1からいきなり
I am lost.
I am a student there.
といった抽象的な表現が登場します。
「私は道に迷っています。」「私はそこの生徒です。」と訳される文なのですが、lostという言葉はかなり抽象度の高い表現です。thereも抽象的かつ綴りが難しい!
まずはbagとかcat、dogのような短くて具体物を想像しやすい単語を覚えながら、英語・アルファベットに慣れましょう。の段階が完全にすっ飛ばされている形です。
なぜこうなったかと言うと、小学校で英語をしっかり習うようになったからなんですね。
小学校である程度英語に親しんだ上でさらに難しい内容を学ぶのが中学英語という位置づけです。
ただ困るのは今年の中学1年生です。
ちょうどカリキュラムの切り替えのタイミングと重なってしまった彼らは、小学校で十分英語を習っていないにも関わらず、もう小学校でやったよね?というカリキュラムになってしまっているわけです。
もちろん学校の授業ではそこを考慮してくれるとは思いますが、いかんせん振り幅が大きすぎてすぎて、学校の先生方も困っているのではないかと思います。
学校の授業だけに頼っていては今年の中1は英語難民が大量発生する可能性があります。英語ほど土台が重要な科目はありません。
どんどん上に積み上げていくことになるので、初めの土台が小さければ確実にどこかで倒れてしまいます。
1年生だけではなく2年生、3年生もそういった去年習ったよね?というカリキュラムになっている単元がいくつかあります。
ここまで大きく変化すると学校の先生も大変だろうなと同情致します。
マイスタイルでは
マイスタイルでは新しい教科書に完全準拠したテキストを使って学習を行いながら、プラスαでオリジナルプリントを使って、理解しづらいところを繰り返し学習します。
単にテキストを端から端までやるだけではなく、生徒それぞれの苦手なところ、修復するべき箇所をしっかり見極めながらオーダーメイドでプリントを出せるのがマイスタイルの強みです。
英語は土台作りに失敗したら後が大変ですので、新しいカリキュラムに不安がある方はぜひお早めにご相談いただければと思います。
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