高校受験 〜運命の分かれ道〜
2020年1月29日
中3生の受験の日が迫ってきました。
試験の合否は、その後の人生を大きく左右することになります。人生ゲームで進む道が枝分かれするような瞬間です。
多くの中3生にとっては初めての大きな人生の分かれ道と言えるかも知れませんね。
運命の分かれ目は試験当日ではない
試験の合否によって、進む未来が変わることは間違いありませんが、試験当日が運命の分かれ目だと思うのは大きな間違いです。
当日どれだけ気合を入れて試験を受けたかで運命が分かれるわけではありません。
それまでの一日一日をどう過ごしたかが運命を分かつのです。それまでの積み重ねの結果が試験の合否という形で目の前に顕れるだけです。
例えば、野球なんかでもそうです。
大きなチャンスに打席が回ってきてそこで打てばヒーローになれるという場面。そこで打てるかどうかはその瞬間のサイコロの目で決まるわけではなく、それまでにどれだけ練習してきたか、どれだけ真剣にバットを振ってきたかによって決まるのだと私は思います。
そういう意味では実は打席に立つ前からもう結果はほとんど出ているんです。
試験の合否も、受ける前から既に結果は決まっています。
野球ならまだラッキーなヒットもあれば相手のエラーもあるのでどうなるか分かりませんが、試験の場合、当日どんなに真剣に頑張ってもそれまでやってきた結果が出るだけです。
なので3年生は、最後の追い込みを頑張ってやれるだけの準備をした上で、試験本番には平常心で臨んでもらいたいと思います。
もうやれるだけのことはやったと開き直るぐらいが最も良い結果が出るでしょう。
2年生、1年生は、運命の分かれ目まであと1年・2年あると思っているかも知れませんが、それは大きな間違いだということに早く気づかなければなりません。
運命の分かれ目は今日です。
毎日が運命の分かれ目です。
そういう気持ちで日々の勉強に臨んでもらいたいと思います。
勉強だけの話ではありません
これは何も勉強に限ったことでも試験の合否に限ったことでもありませんし、子供に限った話でもありません。
先ほど野球の例を出しましたが、スポーツもまさにそうです。遊びもゲームの勝ち負けもそうです。仕事も人間関係も人生すべてにおいてそうです。
何もかもが日々の積み重ねの結果であり、どんな大きな幸運も不運も自分自身の決断の結果招くものなんだという気持ちを持って、毎日を過ごす必要があります(自責の念も込めて)。
マイスタイルは去年の夏に開校したばかりなので、今回が初めての受験となります。3年生にはマイスタイル1期生として良い結果を出してもらいたいと思います。
頑張れ!3年生!
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