歴史に学び、未来を創る
2022年3月1日
ロシアがウクライナへ武力侵攻するというとんでもないことが起こっていました。
まさか21世紀の今日、国家レベルの軍事侵略行為が行われるとは思いもよりませんでした。
今のところ西側諸国は主に経済制裁によって、ある種冷静に対応しております。
このまま軍事衝突を拡大させることなく反ロシアで世界が団結して、いかなる大国であっても大義なき軍事侵略は世界が許さないという前例を作れることを願うばかりです。
ロシアは想定以上のウクライナの抵抗及び西側諸国からの経済制裁にパニックを起こしているのか、核攻撃をちらつかせているとの報道もあります。
とても正気の沙汰とは思えません。
西側諸国が正義だと言うつもりはありませんが、やはり独裁政権は恐ろしいと感じざるをえません。
事実上、プーチン大統領は全人類を破滅させてしまうほどの核兵器を発射する権限を所持しています。
プーチン大統領の精神状態がまともではないという話も報道されていましたが、一個人の錯乱によって世界が失われるようなことがあっていいはずがありません。
核には抑止力という側面があるので、その是非はそう単純な話ではありませんが、少なくとも独裁者がその発射ボタンを握るべきではないと改めて思わされます。
もちろん核兵器だけではありません。
プーチン大統領の決断によってロシア軍はウクライナに侵攻し、既に双方多くの犠牲者がでています。
軍人だけでなくウクライナの市街地に向けて無差別に砲弾を打ち込むようなことも行われており、民間人の犠牲者も少なくありません。
SNSやネットメディアによって現地の生の状況がリアルタイムで伝わってくるので本当に心が痛みます。一日も早くウクライナに平穏が訪れることを願います。
かつてチャーチル(イギリスの政治家)が「民主主義は最悪の政治形態である。ただしこれまでに試みられてきた民主主義以外のあらゆる政治形態を除けば。」と言ったそうです。
権力を分散させるというのは意思決定するのも手間がかかりますし、その手続きも大変です。不正もあります。ポピュリズムに陥ってしまうこともありえます。それらは大きな問題ではありますが、独裁者に全て握られるよりはマシだということを皮肉たっぷりに表現したのがチャーチルの言葉です。
民主主義を正しく運営するにはその構成員一人ひとりが正しい判断をできるようになることが必要です。
歴史の教科書に綴られている人類が繰り返してきた過ち、また現在進行系で繰り返される過ち、そして理不尽に失われる命、それらから何かを学び取るのが生き残る者の使命だなと強く思います。
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